医療保険や「免除特約」知らないと損!~がんが見つかる前の体験談~

子育て生活/LIFE

膀胱がんが見つかる前の話

私が20代のときに、膀胱がんがみつかったときの話で、そのとき加入した保険会社の医療保険に助けられた話です。生命保険や医療保険の必要性は若い世代だとあまり感じるのは難しいかもしれませんが、必要性を感じた私の出産時の体験談です。

当時20代半ばで結婚した私は、結婚した相手のお母様に「保険に入りなさい」とすすめられて理解も薄いまま医療保険にだけ入りました。医療保険の内容は女性医療特約やがん保険特約、入院一泊から保障などの一般的なものでした。

その加入した保険が活躍したのが第一子誕生のときです。当時の私は出産予定日になっても子どもが産まれず、妊娠超過で42週すぎてからの「緊急帝王切開」になったんです。帝王切開の手術したことに対して保険金がおりるのだと説明を受け、正確な金額ではありませんが30万円前後のお金を後日受け取ることができました。保険金が受け取れることも知らなかったので、とても助かるお金になったことは確かです。

 

出産育児一時金と出産手当金がもらえる医療保険

一般的に子どもを出産すると「出産育児一時当」と呼ばれるお金が加入している国民健康保険側か社会保険側からもらえるようになっていて、社会保険側の保険だと別途申請で「出産手当金」がもらえたりします。当時の出産育児一時金は30万円くらい(2017年現在は42万円)だったのですが、どこの家庭も出産費用にあてるのが普通です。

「出産育児一時金」では、出産費用に変わってしまい、赤ちゃんのミルク代やオムツ代までまかなえませんが、思いもしない帝王切開で医療保険がおりてきて、「普通分娩できなかったけど、産まれてきた子どもの何かに充てられる」と、私にとってお腹の傷と普通分娩ができなかった少し残念な気持ちを明るくしてくれました。これが万が一に必要だといわれている「保険の必要性」を理解できた出来事でした。

「妊娠する前に医療保険に加入していたこと」「保険が支払われる対象」だったことで支払いをうけられた保険は、もしものときの医療保険ってこんなときに助かるんだなあとか、保険なんてすすめられなければ入っていなかったなあと思いましたよ。医療保険だけだと、加入する年齢が若いぶんだけ費用はそんなにかかりません。大事なのは何かが起こる前に加入していることなんですよね。

ここでおどろく保険のすごさ

それから数年して第二子を普通分娩で出産してから1年前後ぐらいで「膀胱がん」がみつかるわけなんですが、そのときに改めて知らされた保険の大切さを感じる出来事です。

30歳間近になっので、お世話になっている保険担当の人に「医療保険」から「生命保険」に切り替えたいと相談にのってもらい、医療保険だけではなくて万が一のときでも保障があるように保険内容を変える手続きをしたんです。

これまでは入院保障や帝王切開のときのような手術などの医療保険がメインのものでしたが、万が一のときを考えて、死亡した場合や介護状態になったとき、高度先進医療などを受けるための内容を含めた保険内容に変えてもらいました。

保険担当の提案もあり、生命保険の加入が完了後に今入っている医療保険を解約する予定だったのですが、現在も私は解約予定だった医療保険を解約せずにいます。それにはこんな偶然がありました。

偶然にも生命保険に加入後、医療保険を解約する前に「膀胱がん」みつかり、加入したばかりの生命保険の「保険料免除」の特約をうけられることが決定したためです。生命保険の支払いを免除され、そのまま解約するはずの医療保険を維持しておくということを選択した結果でした。

これってどういうこと?となりますよね。生命保険の加入した3ヶ月以降に膀胱がんが発覚し、きちんと調査をうけて保険料免除特約の対象だと認められたのです。そのおかけで生命保険の支払いをしなくても、死亡保障や介護保障、高度先進保障などを一生保障を受けることができるようになったのです。生命保険を支払いする予定だった月14,000円ほどがなくなり、今後新しく保険加入が難しいだろうということもあったため、解約予定をしていた医療保険を解約はせずにすることにしました。もちろん「がん」で手術となったときの保障としても助けてもらうためでもあります。

生命保険に免除特約が大切

生命保険は生命が万が一の時、保障されたお金が支払われるように「死亡保障」「介護保障」「高度先進医療」などがついています。そして生活のプラス保障としてくれるのが、病気やケガの保障をしてくれる医療保険なんです。

A・生命保険=死亡保険(保障)+医療保険(保障)

B・医療保険=病気や入院、ケガの保障

私はAの支払いをしなくてもよくなり、Bは解約しなかったので、手術や入院などの保障は医療保険の適応をダブルで受けられるのです。

生きている間は医療保険がとても大切ですが、生命が万が一の状況では何も保障してくれるものがありません。

そこで生命が万が一のときを保障してくれるのが生命保険なんですよね。

そしてAにつけられる特約にオプションとして免除特約をつけることをおすすめします。最近は住宅ローンを組んだりするときも「免除特約」をつけたものがあり、「疾病」タイプでは条件を満たせば残っている住宅ローンが免除になることもあります。災害タイプでは一定額の免除がうけられることも。

 

ここで意識したいのが「免除特約」の内容はちゃんと目をとおしておくようにしましょう。私が加入していた生命保険は当時ではめずらしい「上皮内がん」に対応できているものでした。私のがんが「上皮内がん」だったので本当に偶然にも助けられのですが、保険の内容には「上皮内がん」を含まないものがありますので、契約されるときはよく内容を読まれてください。

 

病気がみつかる前に保険に加入すること

当時私は生命保険に加入したばかりなので、事前に病気をかくしていなかったかどうか「保険調査」を受けましたが、もちろん虚偽ではありませんでしたので、生命保険の免除特約を受けることができました。

保険加入直後にがんがみつかったこと、医療保険の解約手続きをすぐにしなかったこと、「上皮内がん」でも保険が対応していたこと、免除特約があったこと、これってすごく偶然なんですけどとても助けられました。

医療保険を解約せずに維持していたことで、私はその後1年間に入院と手術を三回繰り返し保険のありがたさがとてもわかりました。

当時初回のがんの支払いは100万円、私は医療保険を解約してなかったので更に100万円、合計200万円の支払いを受けました。

そして定期健診のたびにがんが再発したので、また入院と手術です。

そのときは2回目の支払いとなるため半額の50万円、解約しなかった医療保険から50万円、合計100万円

その後も3回目の入院、手術も2回目と同額をもらいました。

今でこそ再発はなく元気ですが、チョコレートのう胞が破裂して入院したり、片頭痛がひどくて救急1泊なんてことがときどきあるので、医療保険があってとても助けられています。

生きているときは医療保険です!がん特約や「上皮内がん」に対応している保険を選んでくださいね。

万が一のときは生命保険です!「介護保障」「高度先進医療」「免除特約」などの内容をしっかりチェックしておきましょう!

こんなに元気な私はやっぱり、偶然みつかったがんと、偶然加入した保険で運を使いはたしたのかもしれませんが、「保険」の大切さが情報として伝えられていれば幸いです!


スポンサーリンク




スポンサーリンク



コメント

タイトルとURLをコピーしました