小児肘内障の原因と予防

子育て生活/LIFE

肘内障って何?

小さい子どもが起こしやすい肘内障とは、簡単にゆうと「肘が抜ける」という、いわゆる脱臼です。お子さんが肘内障を起こした経験をもつ保護者の方、意外といらっしゃるのではないでしょうか?

これも私がよく同僚や友達にする話なのですが、「子育てあるある」です。


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娘が2歳半頃の頃です。スーパーで思いが伝わらない娘は床に座って泣き始めました。夕飯時間で慌てているいる私は、座ったままの娘を立たせようとして片腕を上へひっぱりあげたのです。これって周囲でよくみる光景だと思いませんか?

娘はまだ自分の言いたい事がうまく伝えられないのに、今思えば本当にかわいそうなことをしてしました。私が腕を引っ張った後、娘の声が一瞬止まり、2、3秒してすぐにさっきと変わった泣き方で泣き始めました。

なんだか変な感じがしたのですが、そのときの私は、娘に起こった状況が分からず、とりあえずレジに並んで買い物の支払いをしようとしていました。娘は肘を曲げたままで、触れると泣くのが大きくなり、抱っこしようとしても変に泣いていました。

娘の様子から私がさっき引っ張った事が影響しているかも知れないと、慌てて救急へ駆け込みました。担当の先生がたまたま外科の先生だったのも偶然だったのですが、そこで私は肘内障を知ることになります。娘の変な様子は、私がひっぱりあげたそのとき、娘の肘が抜けてしまったことが原因でした。

「お母さん、お子さんの腕、ひっぱりましたか?」

私はやっぱり~!!と思いながら、「はい、、、」と返事をしました。

「お母さん、子どもの肘内障の原因は親御さんが一番なんですよ。子どもの肘は抜けやすいですからね。お子さんの腕をひっぱらないようにしましょうね。」

「。。。。。。」

それから、肘を元の位置に戻すときは一瞬とても痛いらしく、私は診察室の外で待たされ、泣き声を一瞬聞いた後、しばらく子どもと待合室で待つように言われました。肘を入れたときの痛みがひくのを待つためでした。

しばらくして、もう一度診察室に呼ばれると、なんでもない手におもちゃを持たせ、「○○○ちゃん、アンパンマンはどこ?」と先生に言われた娘は、動かせなかった手を持ち上げ、壁を指差しました。

治りました~!!!

という過去を今もよく覚えています。それにしても救急におもちゃからアンパンマンまでの用意があるのをみると、なんか対応も慣れているのが分かります。私のように慌ててくる親がけっこういるそうです。

そんな過去から、似てる状況をみると私は、できるだけ伝える様にしています。

「子どもの腕抜けちゃうから、ひっぱったらだめだよ」


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心あたりの親御さんや経験済みの方は、周囲にどんどん教えてくださいね。そうすればスーパーで子どもを引っ張り上げようとする光景もなくなる日がくるでしょうから。。

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