児童カウンセラーに相談。子どもは部活になじめてる?

子育て生活/LIFE

今どきの小学生は忙しい?

私の年代のときにはなかった小学生の部活動。今では盛んに活動していますし、サポートする親も大変だったりします。そんな今どきの小学生の部活動で、うまくいかない子どもたちが悩んだときに参考にできることを学んだのでご紹介していきますね。

何も問題ない子がなじめていない?

多くの子どもたちは、仲間とスポーツを通すことでチームワークの大切さを学んだり、一緒に日々の練習を積み重ねていくことで心も体も成長していきます。チームでプレーする競技は、仲間と厳しい練習に耐え抜いた成果だったり、チームでミスをカバーしあったりすることで信頼や友情も芽生えてきます。一見何も問題ないようにみえるそんなチームの一員が、実はチームになじめていないこともあるのだと、ふとしたことで気づくことができました。この気づくができたことはとても重要で、私の子どもなのに私が気づけていない点があるという事実を知らされる出来事を今回お話させてくださいね。

部活動指導に疑問

私の子どもは部活動でバレーボールをしていて、レギュラー争いに巻き込まれるポジションにいるのですが、小学校最後の年で試合や練習に出してもらえないことが時々でてくるようになりました。私の子どもは客観的にみて技術は比較的周囲に特別劣るとは思っていませんでしたし、周囲の大人からも逆に上手だといわれていたので、「バレーできる子」という感じでみていました。本人も自主連にはげむほど努力していたので、何も問題なく部活動をして過ごしているのだと思っていたのが、ある試合をきっかけに疑問を感じるようになりました。

私が疑問をぶつけたかったのは「指導方法」です。コーチの指導方法が本人にあっていないのだと感じていたのです。私の子どもは試合にでてもコーチの目ばかりを気にして、小学生らしからぬ萎縮した態度に見えたのです。コーチは試合中に私の子どもをどなりつけているようにみえました。自分の子どもなので、叱られて伸びる子と、ほめられて伸びる子であれば、ほめると伸びる子だと分かっているので、当然指導方法が合わないのだと感じて子どもがあんな態度になっているのだと思いました。そんな指導方法に疑問を感じていたある部活動の帰り、子どもが帰宅する車の中で大泣きしました。

「部活に行きたくない」

 

児童カウンセラーに相談

子どもの姿をみてつらったです。もちろん、指導するために怒鳴ることも必要ですし、怒鳴る側も心労が大きいこともわかります。指導側のせいだというわけではなく、「別の指導方法があるのでは?」と、とても悶々としていたので、ネットから児童カウンセラーを検索し、自治体で設置してくれていた児童カウンセラー相談窓口に問い合わせて相談することができました。

「部活は続けることがいいのか?」

怒鳴られて試合からもはずされて、練習に参加もできなくて、部活に行きたくないといった子どもをどうしたらいいのか、何かよいアドバイスを聞きたかったのです。そうすると私の目では見えていなかったことを教えられることになります。

 

個人競技が向いている子

児童カウンセラーの先生からある子どもの話を聞きました。

「以前あったことですが、親が子どもに野球をさせたくて野球部に通っていた子がいました。中学2年生の最後レギュラー入れ替えの時期に、レギュラーになることができませんでした。レギュラーになれなったことがきっかけで、その子は部活に参加しなくなり、不登校になりました。そんな子を放っておけなくて周囲の大人が、その子にあうスポーツを模索した結果、ボーリングで実力をつけ国体選手になったんです。この子はチームで行う団体スポーツより、個人競技が向いているということになるんですよ。」

この話がどれだけ衝撃的だったかわかりますか?

私は勘違いしていたのです。私の子どもがコーチの目をきにすることや、怒鳴られて萎縮している姿が、「子どもの指導の仕方に問題がある」と思っていたことが、実は入っていた部活動に問題があったのだと気づいたことは、とても衝撃的でした。

 

個性のある子ども

私の子どもは個性の強い子で、自主連ももくもくとするなら、物づくりももくもくと一人で楽しめる子です。絵を描いたり、マネキンの髪を結い上げたり、一人でぼっとうすることが好きな子です。私とよく夕方に公園でバレーボールやバドミントンをしたがる子が、いった言葉で忘れられない言葉があります。

「友達と遊ぶより一人が好き」

「友達とバレーをしているより、お母さんとバレーやバドミントンをしているのが楽しい」

そんなわが子を振り返って、「この子は団体が向いていないのか?」と気づいたのです。

考えれば思いあたる出来事が他にもありました。

ある大会で私の子どもはお昼の昼食時間に一人で食べていたんです。また別の大会には同級生メンバーに一緒に食べていいのかと聞いていることもあったのです。普通なら何もいわずにチームメンバー集まって食事をとるだろうと考えるなかで、私の子どもはメンバーに打ち解けていない様子があったことを思いだしました。

私の子どもはきっとチームプレーで失敗したりすることや、うまくいかないことが、メンバーやコーチからがっかりされたり、嫌われることに気を使って、チーププレー自体が成り立っていなかったのだと、気づかされました。

 

児童カウンセラーに相談をして

私は児童カウンセラーの先生に相談してとてもよかったと思いました。違う角度から子どもと向き合うことができたと思います。子どもと相談してまずは考えるために「休部」という選択をとることにしました。他のスポーツを模索してみて子どものメンタルケアの時間をとろうと思います。その分私が何かしら付き合う形になるのだけれど、子どもはとても嬉しそうです。

最初子どもが「嫌なことから逃げ出さないようにするのが親のサポート」「指導があっていないのだと、伝えるのが私の役目」などと色々考えたものです。あやうく子どもも個性に気づかず我慢を強いるところでした。

もし子どもが団体スポーツなどの部活で何かしらうまくいかないときには、練習のつらさだけから逃げているのではなく、指導の問題などではなく、子ども自身が団体スポーツになじめない個性の持ち主かもしれません。

違う角度から目線を変えるためにも、児童カウンセラーに一度相談することをすすめます。

いかがでしたでしょうか?思いあたるふしがあれば参考にしてくださいね。児童カウンセラーは学校や自治体に問い合わせるとみつかりますよ。


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