ハブクラゲ発生注意報が発令
沖縄県保険医療部より、本日6月1日から9月30日まで「ハブクラゲ発生注意報」が発令されました。沖縄県への観光客が増える夏場での、注意したい点です。
沖縄県の様々な年代にも注意しておいて欲しい点ですね!
ハブクラゲは身近にしっかりいます!
去年那覇市のビーチで、ビーチパーティーをしていたときのことです。子どもたちも一緒に海に入り遊んでいたのですが、監視員の若い男の子でしたが、ハブクラゲなどの防止ネット際で、作業をしていたので、興味から「何をしているの?」と尋ねました。若い監視員の子は平然と慣れた様子で、
「ハブクラゲ取ってます」と言いました。
「!!!!?」私と子どもは目が真ん丸くなるほど驚いてしまったことを今でも覚えています。実はそのとき、私と子どもはネット際で浮き輪で近づいていて、監視員の子が除去作業していたすぐそこのハブクラゲ防止ネットには、ハブクラゲがひっかかていたのですから!
海水浴場の防止ネットはちゃんと仕事していてくれていたことに、関係者の対策には感謝しました。安心して子どもと泳げる海にしていてくれるなんて、私はほんとにのんきに遊んでしまっていました。
地元の人でも身近な人が、めったにハブクラゲに刺されたりという報告はありません。ですがしっかりビーチ付近にいるんですね!観光客の人々や地元のやんちゃ盛りの若い子たちも、遊泳禁止区域や、ハブクラゲ防止ネットがない場所では、しっかりとした危険意識が必要ですね。
沖縄県での2015年のハブクラゲの被害は
- ハブクラゲ防止ネットからでた沖の外側で13件
- ハブクラゲ防止ネットが設置されていない場所では31件
との報告だったそうです。
もしハブクラゲに刺されたら?
ハブクラゲに万が一刺されてしまった場合には、次のことを覚えておくといいですね!
- 慌てて激しく動かずに、すぐに近くの人に助けを求めましょう
- 刺された箇所はこすらない
- 刺された箇所にはお酢をかけて、くらげの触手を除去する
- 刺された箇所を氷や冷水で冷やす
- 応急処置をして、早めに医療機関を受診する
海にはお酢を持ち歩く方が安心かもしれませんので、絶対にこすらないように注意しましょう!
ハブクラゲ以外のクラゲに刺されたときは?!
これまた昨年の話になりますが、離島で朝方海に入ったときのことです。前日とは違って波が高かったのですが、お昼まえには帰宅に付くため、時間がもったいなくて海に入ったら、なんと、数分のうちにクラゲに刺されてしまいましたっ(汗)≥≤
ハブクラゲのときだと症状がもっとひどいだろうということで、ハブクラゲ以外のクラゲに刺されたのだと思います。波が高くて透明度が悪かったので、刺された感覚だけで、姿の確認はできませんでした。
刺されたのは私と下の子どもで、下の子はびっくりした瞬間ひどくこすっていました。みみず腫れがでてひどくピリピリすると大泣きしていました。私は瞬間的に「???!」もしかしてと思い、とにかく子どもをおどろかせないようにと思ったので、黙っているようしたのですが、先に刺されたのは下の子のようでした。
ここで注意です。
ハブクラゲにはお酢が有効でも、それ以外のクラゲにはお酢が逆効果になる場合もあるそうで、私たちは海水で洗い流しました。帰るころにはみみず腫れもひいていたのですが、こすってしまった下の子は少し尾をひいていました。
結果病院に行くほどでもなく、様子をみるだけで済みましたが、波が高い朝方は気をつけてくださいね。
覚えておこう!クラゲのあれこれここに注意点
- ハブクラゲ→お酢がきく
- その他のクラゲ→海水で洗う
- 毒性があるクラゲか簡単に確認できない→刺された箇所、患部はぜったいにこすらない
- ハブクラゲに刺されると→刺されたらみみず腫れから水泡の浮腫になり傷跡が残ることも。ショック状態になり死亡するケースももある
- どのクラゲも水道水や真水では洗い流さない
毒性のクラゲに刺されるとかなりの激痛を伴うようですので、慌てないで対処するようにしましょう。お酢が有効なクラゲには毒性の強いアンドクラゲというクラゲにも有効なようです。
まとめ
クラゲに刺されたたら患部は擦らず、慌てず騒がずに冷静に対処しましょう。ハブクラゲに可能性がある場合は速やかに近くの人に助けを求め、お酢で洗い流し、冷水なで冷やしましょう。そして医療機関を受診してください。
ハブクラゲではない軽度の場合を判断したら、海水で洗い流し、患部は擦らないようにします。クラゲの種類が不明で激しい痛みを伴うような場合は、すぐに医療機関を受診するか電話で対応を仰ぐ方法がいいかも知れません。
危険な生き物に気をつけながら、楽しい海で思い出作り、夏を楽しみたいですね!今年も子どもと泳ぎにいくつもりです!
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